キタやミナミの熱狂から少し足を伸ばしたウォーターフロントにも、確かな変化の波が押し寄せている。海遊館に隣接する「天保山マーケットプレース」は、長年ファミリー層や修学旅行生に愛されてきた施設だが、いま再びそのポテンシャルに脚光が当たっている。
大阪・関西万博プロジェクトを契機に整備されたベイエリア全体の交通網やインフラの刷新を受け、天保山エリアは港町の風情とグローバルなエンターテインメントが融合する拠点へと再定義された。昭和レトロな街並みを再現した「なにわ食いしんぼ横丁」の活気はそのままに、海辺のロケーションを生かしたテラスダイニングや現代アートを取り入れた空間演出が加わり、幅広い世代を惹きつける新たなマグネットとして機能している。