彩の国さいたま芸術劇場の名を世界に轟かせた最大の原動力は、1998年にスタートした「彩の国シェイクスピア・シリーズ」です。蜷川幸雄氏の情熱的な演出のもと、国内外のトップ俳優陣が集い、シェイクスピア全37戯曲を完全上演するという世界屈指のプロジェクトを成し遂げました。市村正親氏、藤原竜也氏、小栗旬氏をはじめとする錚々たる表現者たちがこの劇場の舞台で鍛え上げられ、そのDNAは現在も客席と舞台空間に色濃く息づいています。
そして現在、劇場は近藤良平芸術監督が掲げる「風通しの良い、誰もが集える広場のような劇場」という新たなヴィジョンへと力強く舵を切っています。ダンス、演劇、音楽のジャンル横断的なフェスティバルや、地域住民・子どもたちを巻き込んだ参加型オープンプログラムが活発に展開されており、劇場の熱量はさらに多層化しています。
人気公演のチケット確保においては、正規販売ルートの特性を理解しておくことが勝率を分けるポイントです。基本となるのは公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団が運営する「SAFチケットセンター」(電話およびオンライン)です。年会費制の「SAFメンバーズ」に加入すると、一般発売に先駆けて良席の先行予約抽選・先着購入権が付与されるため、話題作のチケットを確実に入手したいリピーターには加入の価値が極めて高いシステムです。
また、24歳以下を対象とした「U-25チケット」などの若年層向け割引枠や、公演直前に舞台美術プランの確定に伴って開放される追加指定席、開演当日に販売される「当日券(電話事前予約または窓口販売)」の告知も見逃せません。公式SNSや公式サイトのニュース欄では、前日夕方に当日券の販売枚数や整理券配布ルールが発表されるため、完売公演であっても直前まで諦めずにチェックする姿勢が求められます。