欧米においてチョコバナナは決して未知の食べ物ではない。むしろカルチャーの中に深く根付いたアイコンとして描かれてきた。アメリカの伝説的コメディドラマ『アレスト・ディベロプメント』では、主人公一家が経営する「チョコバナナスタンド(Bluth's Frozen Banana)」が物語の象徴的な舞台として登場する。動画配信サービスNetflixを通じて世界中に再配信されたことで、若い世代の間でもこの定番スイーツの存在感は不動のものとなった。
さらに、ファンタジー映画の金字塔『チャーリーとチョコレート工場』の世界観にも通じるような、チョコレートとフルーツの組み合わせは、欧米の子供たちにとって夢のようなお菓子の原風景である。映画や海外ドラマで目にする凍らせたチョコバナナ(Frozen Banana)は、日本の屋台文化で親しまれている常温のチョコバナナとは少し食感が異なるものの、世代を超えて愛されるポップアイコンとして広く知られている。