この術のオリジネーターは、木ノ葉隠れの里の二代目火影・千手扉間である。乱世の戦場においてうちは一族の強力な瞳術に対抗すべく、空間そのものを越境する着想から生み出された。扉間は冷徹な戦術眼と極めて高いチャクラ制御力を駆使し、忍びの戦術概念を根本から塗り替えたのだ。
扉間の開発した原型は、刀身やクナイに刻んだ術式を駆使した直線的かつ実戦的な奇襲スタイルだった。うちはマダラの弟であるうちはイズナを倒した「飛雷神斬り」のように、一撃必殺の制圧力を重視した設計がなされている。時空間忍術という難解な体系を実戦兵器として昇華させた扉間の功績は計り知れない。