愛猫がお尻を滑らせる姿を目撃した際、飼い主がとるべきアクションは明確だ。まずは叱ったり、面白がってカメラを向けたりするのを直ちにやめ、患部の状態を慎重に観察することから始まる。
もし肛門の周囲が赤く腫れている、異常な分泌液や血液が付着している、あるいは白い米粒状の物体(瓜実条虫の節片)が落ちているのを確認した場合は、自力での処置を試みず、速やかに獣医師の診察を受けてほしい。無闇に絞ろうと圧迫すると、炎上した肛門嚢を破裂させる恐れがあるためだ。また、床を消毒して二次感染を防ぎつつ、動画ではなく症状の様子を記録したメモや写真を病院へ持参することが、的確な診断への近道となる。