沖縄周辺の海は、月と太陽の引力によって約12時間25分周期で満潮(潮が満ちる)と干潮(潮が引く)を繰り返しています。1日のうちにおよそ満潮が2回、干潮が2回訪れる「半日周潮」が基本パターンです。
日々の海遊びや遠征計画を立てる際、まず確認すべき基準となるのが気象庁が発表する潮位データや各地のタイドグラフです。沖縄本島の潮位を把握する上で中心となるのは那覇港の潮汐観測データであり、本島中南部であればこの数値を基準にほぼタイムラグなく行動できます。一方、名護などの北部や宮古・八重山諸島では、那覇港と比べて満潮・干潮の時刻に10分〜30分程度のズレが生じる点に留意が必要です。
潮位の高さは「潮高(cm)」で表されます。2026年最新の沖縄潮位表を確認する際は、以下の水準を目安にするとコンディションを瞬時に把握できます。
- 満潮時の潮高:約180cm〜210cm(大潮時)。水深が十分に確保され、砂浜からの海水浴やシュノーケリングに最適な状態。
- 干潮時の潮高:約0cm〜40cm(大潮時)。サンゴ礁の内側(イノー)の水が干上がり、海底の岩場や砂地が露出する状態。
気象庁が公表する潮位予測は天体運動に基づく天文潮位ですが、台風や低気圧の接近、強い季節風によって実際の海面水位は上下します。出発前にはリアルタイムの気象情報とタイドグラフを重ね合わせてチェックする習慣を身につけましょう。