高額な初任給情報がニュースやSNSで拡散されるたび、「そんなにもらえるなんて怪しい」「絶対ブラック労働でやばい」といったネガティブな反応が一定数見られます。
ネット上の懸念として特に目立つのは以下の3点です。
- 「朝から深夜まで働かされる超絶激務なのではないか」
- 「成果が出なければ1年でクビを切られるのではないか」
- 「基本給が極端に低く、ノルマを達成しないと減給されるのでは」
現場の実態を取材すると、これらの懸念は半分が真実で、半分は誤解である実態が見えてきます。労働時間に関しては、厳格な法規制や働き方改革の影響により、かつてのような野放図な違法残業を強いる大手企業は激減しました。パソコンのログ監視や36協定の遵守が徹底されており、「際限なく働かせて搾取する」構造は成立しにくくなっています。
ただし、「労働密度」という観点ではシビアな現実が待ち受けています。新卒であっても40万円相当のバリュー発揮が求められるため、受け身の研修期間を終えた段階で即座にプロジェクトの前線へ投入されます。高いプレッシャーや求められるアウトプットの質に耐えかねて疲弊する新人が存在するのも事実であり、精神的なタフネスが試される環境であることは間違いありません。