大和ハウスのCM史を語る上で欠かせないのが、錚々たる歴代キャストの存在です。それぞれのシリーズが独立した短編映画のようなクオリティを誇り、名優たちの演技が視聴者の感情を強く揺さぶってきました。 最も長く愛された代表作の一つが、深津絵里とリリー・フランキーが夫婦役を演じた「ここで、一緒に」シリーズです。年齢差のある夫婦の何気ない日常の機微や、言葉にしなくても伝わる互いへの思いやりを繊細に表現。当時の制作発表やインタビューでリリー・フランキーが「深津さんとの空気感は、作ろうとして作れるものではなく、現場の静けさの中で自然に生まれた」と語った通り、演技を超えたリアリティが大きな話題を呼びました。 一方、賃貸住宅「D-room」シリーズでは、上野樹里が防犯設備に守られながら一人暮らしや結婚生活を送る女性の成長をコミカルかつチャーミングに熱演。仮面をかぶった夫役として中村倫也が登場するなど、ユーモアと安心感を両立させた巧みなキャスティングが光りました。 さらに、大和ハウスの企業名を強烈に印象付けたのが、役所広司主演のコミカル路線です。「ダイワマン」に扮したり、映画監督や共演者に振り回されながら「なんでダイワハウスなんだ」と困惑の表情を浮かべる演出は、広告業界内外で絶賛され、ブランド認知度を一気に押し上げました。
大和ハウスCmの歴代名作と楽曲の秘密!ロケ地や裏設定を徹底解剖