日本国内で流通する卵の安全性が極めて高い背景には、行政機関による厳格な基準が存在する。農林水産省と厚生労働省は連携し、生産から出荷、流通に至るまでの食品衛生ガイドラインを制定している。
さらに、品質や取引の公正性を保つためのJAS規格(日本農林規格)に基づき、サイズや傷の有無、内部の鮮度状態が細かくチェックされる。GPセンター(選別包装施設)では、自動化された洗浄殺菌システムと洗卵工程が導入されており、ひび割れや血斑のある卵は徹底的に排除される。国が定めた高度な衛生管理体制こそが、私たちが日常的に安心して卵を購入できる土台となっている。