デヴィ夫人のパブリックイメージは、バラエティ番組で見せるコミカルな身体を張ったロケや、芸能ニュースにおける歯に衣着せぬ過激なコメントに偏りがちです。しかし、制作現場の関係者や取材記者が一様に口を揃えるのは、彼女の「異常なまでのプロ意識と現場への礼節」です。
テレビ局関係者の証言によると、長時間の過酷ロケであっても愚痴一つこぼさず、スタッフの名前を真っ先に覚え、撮影開始の30分前には完璧なメイクと衣装でスタンバイを完了させているといいます。台本の意図を瞬時に読み取り、番組が求める以上のリアクションを返す姿勢は、単なるタレントの枠を越え、過酷な外交交渉をくぐり抜けてきた交渉人の立ち居振る舞いそのものです。
さらに世論を大きく動かしたのが、近年見せた国際支援行動です。ロシアによる侵攻が続くウクライナに対し、80代の高齢でありながら自ら支援物資を集め、防弾チョッキ姿で現地キーウまで直接コンテナを届けた行動は、国内外で大きな称賛を浴びました。「言葉だけで同情するより、自分の足で一歩動き、毛布1枚、発電機1台を届けるべき」という現場主義は、ネット上の若年層の間でも「最強の80代」「本物の貴婦人」として熱烈なリスペクトを集めています。