この問題は、単なるプライベートの印象論にとどまらない。欧米では古くから「歯並びや白さは育ちと自己管理の証」とされてきたが、その価値観が日本にも急速に浸透しつつある。外資系企業や営業職を中心に、採用や評価の現場で口元の清潔感が無意識のうちにスコア化されているという指摘は絶えない。
実際、ある人事担当者へのインタビューでは、「能力が同等の候補者が並んだ場合、最終的に清潔感、特に口元の印象で合否を決めることは珍しくない」という本音が漏れた。自己投資を怠っているとみなされるリスクは、私たちが考えている以上に大きい。