番組放送からしばらく経つと、ネット掲示板やSNS上では様々な憶測が独り歩きを始めました。代表的なものが「住人が耐えきれずに引っ越し、すでに売却された」「夏場の猛暑と結露で住めなくなった欠陥建築ではないか」という極端な噂です。また、一部のネット情報では鎌倉にある有名建築など別のガラス張り物件と混同され、誤った情報が拡散されるケースも見られました。
しかし、取材と登記関連情報の精査を進めると、こうした完成ドリームハウスの欠陥疑惑や売却の噂の多くは誇張されたデマであることが分かります。施工自体は厳格な構造計算と特殊ガラスを用いて行われており、構造的な欠陥住宅ではありませんでした。また、住人が即座に家を手放したという事実もなく、プライバシー対策を施しながら生活の基盤として維持されていたのが実態です。
メディアが過激な「外から丸見え」という側面を強調して演出し、視聴者の不安や好奇心を煽った結果、事実無根の極端な失敗説へと肥大化していった背景があります。