エプリー法とは?回転性めまいを自宅で改善する手順と失敗の防ぎ方の詳細について、最新情報を詳しくお届けします。

Q1:エプリー法は何回くらい繰り返せば治りますか?
A1:適切な手順で行われた場合、1回の施行で約75〜80%の人がめまいの消失または大幅な軽減を実感します。残る場合でも、1日あけて2〜3回繰り返すことで90%以上が改善します。短期間に何十回も連続して行うと内耳のリンパ液が過剰に撹乱され、めまいが悪化するため、1日の実施回数は朝と晩の各1回程度にとどめるのが原則です。

Q2:エプリー法を行っている最中に吐き気がしたらどうすればいいですか?
A2:エプリー法の最中に耳石が移動する刺激で一時的に強いめまいや吐き気が生じるのは、治療が効いている証拠でもあります。可能な限り指定の姿勢のまま30秒〜1分間耐えることが望ましいですが、激しい嘔吐感を伴う場合は無理をせず中断し、身体を起こして深呼吸してください。嘔吐が続く場合は医療機関で制吐薬の投与を受けてから処置を行うことを推奨します。

Q3:めまいが治った後、再発を防ぐための注意点はありますか?
A3:良性発作性頭位めまい症は1年以内の再発率が約15〜30%と比較的高い疾患です。再発を防ぐためには、「枕を少し高めにして頭を心臓より高くして寝る」「起床時に急激に起き上がらずゆっくり動く」「長時間の同じ姿勢(デスクワークなど)を避け、こまめに首や肩を動かす」といった生活習慣が効果的です。また、定期的な寝返り運動を行うことも耳石の滞留防止につながります。