F-2戦闘機の退役はいつ?後継機GcapとF-16との違いを徹底解剖とは一体何なのか? 詳しい意味を整理してお届けします。

防衛省の装備調達計画および『防衛力整備計画』のロードマップに基づくと、F-2戦闘機の本格的な退役開始時期は2035年前後と設定されています。F-2は2000年度から部隊配備が開始され、最終号機の納入は2011年でした。設計寿命とされる飛行時間(約6,000時間)と機体フレームの疲労度を考慮すると、2030年代半ばから初期導入機が順次用途廃止(リタイア)の時期を迎えます。

この退役スケジュールと完全に同期して進められているのが、日本・イギリス・イタリアの3カ国による次期戦闘機共同開発プロジェクト「GCAP(Global Combat Air Programme)」です。2024年に設立された国際機関「GIGO(GCAP International Government Organisation)」のもと、三菱重工業、英BAEシステムズ、伊レオナルドが共同事業体を構築し、機体設計と統合アビオニクス開発を加速させています。

防衛装備庁の公表データによると、GCAP初号機の配備目標は2035年です。F-2の全機(単座型F-2A:62機、複座型F-2B:29機、計91機)が一斉に退役するわけではなく、GCAPの量産受領ペースに合わせて、2035年から2040年代初頭にかけて段階的に交代していく運用計画が策定されています。