Q1:尾野真千子から夏木マリへの交代は、当時の評判として視聴者に受け入れられたのですか?
A1:放送当初は「尾野さんの糸子に愛着があったため寂しい」「違和感がある」と戸惑う声も少なくありませんでした。しかし、夏木マリが演じる70代〜90代の糸子の圧倒的なエネルギー、だんじり祭への情熱、そして病院でのファッションショーなど晩年の伝説的エピソードが展開されるにつれ、「この老境の怪物感は夏木マリにしか出せなかった」と絶賛の声へと変化しました。
Q2:綾野剛演じる周防龍平には、実在のモデルが存在するのですか?
A2:はい、実在のモデルが存在します。小篠綾子さんの自伝等にも記されている、戦後の岸和田で出会った妻子ある紳士服の仕立て職人がモデルとされています。ドラマでは渡辺あや氏の卓越した脚本によって「長崎出身で原爆投下により心に深い傷を負った青年」という陰影に富んだオリジナル要素が付加され、より切なく深みのある人物像へと昇華されました。
Q3:ドラマに登場する「コシノ三姉妹」は、実際の三姉妹と配役の性格は似ていますか?
A3:非常に酷似しており、本人たちも太鼓判を押しています。しっかり者で上品な長女・優子(コシノヒロコ)、前衛的で反逆児だった次女・直子(コシノジュンコ)、自由闊達でスポーツライクな三女・聡子(コシノミチコ)という性格付けは、実際のコシノファミリーの歴史を極めて忠実にトレースしており、三姉妹が互いに激しくライバル心を燃やしながら成長していく姿がリアルに描かれています。