坊っちゃんカラクリ時計の魅力徹底解剖!上演時間から故障の真相までに関する最新のニュースをまとめてご紹介します。最新情報を求める方は必見です。

坊っちゃんカラクリ時計の最大の醍醐味は、夏目漱石が松山での教師体験をもとに描いた不朽の名作『坊っちゃん』の世界観が、目の前で立体的に再現されるドラマ性にあります。この時計塔は、1994年に道後温泉本館の建設100周年記念事業の一環として放生園に建立されました。

普段は一見するとレトロな二層構造の落ち着いた時計塔ですが、上演時刻のチャイムが鳴り響くと、内部の電動油圧リフトが作動して上部がグングンと持ち上がり、最大で四層・高さ約4.4メートルに及ぶ巨大なタワーへと姿を変えます。

塔の各層の扉が次々と開き、メロディに合わせて登場するキャラクターたちは全部で約20体にのぼります。細部まで忠実に再現された主な登場人物は以下の通りです。

最上層や主要な窓からは、無鉄砲で正義感の強い主人公「坊っちゃん」、当時の松山マドンナの象徴である「マドンナ」が登場。続いて、坊っちゃんを支える下女の「清(きよ)」、頼もしい同僚教師「山嵐」、キザで策略家の教頭「赤シャツ」、お調子者の画学教師「野だ(野だいこ)」、気弱な英語教師「うらなり」、そして事なかれ主義の校長「狸」など、小説を彩る個性的な面々が生き生きと顔を覗かせます。

物語のラストには、道後温泉ならではの趣向として、キャラクターたちが気持ちよさそうにお湯に浸かる「入浴シーン」が現れるなど、ユーモアと郷土愛に満ちた仕掛けが観客を笑顔にしてくれます。