登山口としての過酷さが強調されがちな御殿場口ですが、新五合目のベースエリアは近年非常に充実した設備が整えられています。その中核を担うのが、開山期間中に開設される情報拠点「Mt.FUJI TRAIL STATION(マウントフジ・トレイルステーション、通称トレステ)」です。
トレステでは、専任スタッフによる登山ルートの最新コンディション案内や気象情報の提供、登山届の受付、各種イベントの開催などが行われています。初めて訪れる登山者であっても、出発前に現地スタッフへルート状況を直接確認できる心強い存在です。
周辺のインフラ面では、24時間利用可能な公衆トイレ(チップ制・100円〜200円程度推奨)が完備されており、清潔に保たれています。また、売店・軽食スポット「ハーフマウンテン」などでは、飲料や行動食、記念品、名物の軽食などを購入可能です。ただし、登山口を出発した後は七合目付近まで売店や山小屋が存在しないため、飲料水(最低でも2リットル以上推奨)や行動食は新五合目の段階で完全に揃えておく必要があります。