Q1:尾上松也と現在の八代目尾上菊五郎は血縁上の兄弟や従兄弟なのですか?
A1:血縁関係はありません。八代目尾上菊五郎は宗家の直系ですが、尾上松也は門弟筋である「尾上松助家」の出身です。屋号は同じ「音羽屋」であり一門の強い絆で結ばれていますが、血統上は別のルーツを持っています。
Q2:なぜ五代目尾上菊之助の長男が、一気に「六代目菊之助」を襲名できたのですか?
A2:祖父である七代目菊五郎の存命中かつ健康なうちに、親子二代同時の大襲名を行うことで、名跡の権威を高め次世代の継承を盤石にする狙いがありました。丑之助(現・六代目菊之助)自身の天賦の才と舞台実績が、松竹および劇界の重鎮たちに高く評価された結果の抜擢です。
Q3:寺島しのぶの息子・尾上眞秀が将来「尾上菊五郎」を継ぐ可能性はありますか?
A3:将来的に宗家の大名跡を継ぐ可能性は極めて低いと見られています。音羽屋宗家の直系正嫡にはすでに六代目菊之助(現・丑之助からの襲名者)が控えており、序列は厳格に守られます。しかし、眞秀が今後実力を磨き、音羽屋ゆかりの別の名名跡(菊三郎や松助など)や、独自の新しい看板役者として大成する道は大きく開かれています。