館内に足を踏み入れると、元体育館という広大な吹き抜け空間に、全長十数メートルに及ぶ巨大な木造帆船「カタマラン号(双胴船)」が堂々と鎮座しています。船内や周囲のデッキには、海洋堂が黎明期から創り出してきた歴史的ガレージキット、特撮ヒーロー、恐竜、アニメキャラクター、ミリタリーモデルなど、約1万点に及ぶ膨大なコレクションが所狭しとディスプレイされています。
なかでも来館者を圧倒するのが、情景師たちが腕を振るった精巧な見どころであるジオラマ展示です。レンズ越しに覗き込むと、アニメの劇中シーンや太古の恐竜世界、自然界の動植物の生態が生々しい立体感で迫ってきます。単なる展示品の陳列にとどまらず、「どこから見ても破綻しない造形美」と「光と影を計算し尽くした空間演出」が施されており、造形師たちの執念が随所に息づいています。
さらにエントランス付近に設置されたカプセルトイコーナーでは、ここでしか手に入らない限定フィギュアや限定ガチャがラインナップされています。四万十の自然や海洋堂のアイコンをモチーフにしたオリジナル造形物は、旅の記念品やコレクターズアイテムとして根強い人気を集めています。