ハングルを「あいうえお表」の段階からステップアップさせる鍵が、文字の下部に配置される終声「パッチム」の習得です。パッチムとは、子音+母音の下にさらに子音が付く構造(例:한국 / ハングク)を指します。
難しく見えますが、日本語の「アンパン(跳ねる音)」や「キップ(詰まる音)」の中に実はパッチムと同じ発音が存在します。以下の3つの法則で整理すれば、パッチムの混乱は一気に解消されます。
- 「ん(M・N・NG)」の口の形で覚える:
・「ㅁ(M)」:口を完全に閉じて「ん」(キムチのキム=김)
・「ㄴ(N)」:舌先を上前歯の裏につけて「ん」(案内=안내)
・「ㅇ(NG)」:口を開けたまま喉の奥を鳴らす「ん」(韓国=한국の한) - 「っ(K・T・P)」の息止めで覚える:
・「ㄱ(K)」:喉の奥を閉じて息を止める(パックの「ッ」)
・「ㄷ(T)」:舌先を歯の裏につけて息を止める(ネットの「ッ」)
・「ㅂ(P)」:唇を閉じて息を止める(コップの「ッ」) - 文字の種類は多くても代表音は「7種類」だけ:
パッチムの表記は全部で27種類ありますが、実際の発音は「ㄱ, ㄴ, ㄷ, ㄹ, ㅁ, ㅂ, ㅇ」の7パターンに集約されます。表記に惑わされず、まずは7つの代表音の舌と口の形を体に染み込ませることが最大の近道です。