ヘアクリームの正しい使い方|パサつく髪が劇的にまとまる最新プロ技の重要ポイントを解説します。役立つ情報が詰まっています。

ネット上の情報やSNS動画の中には、毛髪科学の観点から見て危険な誤解がいくつか散見されます。髪を傷めないために知っておくべき盲点を整理します。

最大の落とし穴は、ヘアアイロン前の使い方です。「熱保護成分配合」と書かれたヘアクリームであっても、水分を多く含んでいるため、塗布直後の湿った状態で高温(160℃〜180℃以上)のアイロンを当てるのは厳禁です。毛髪内部の水分が急激に沸騰する「水蒸気爆発」を引き起こし、キューティクルが破壊されて取り返しのつかないダメージを受けます。アイロンを使用する場合は、クリームを塗った後、ドライヤーで完全に水分を飛ばしてから熱を通すか、あるいはアイロンを通し終わった後のスタイリング剤として使用するのが鉄則です。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

ヘアケア製品には向き不向きが明確に存在します。ご自身の髪質と照らし合わせて導入を判断してください。

即座に導入をおすすめできる人:

  • カラーやブリーチを繰り返して毛先が硬くゴワついている人
  • 広がりやすいくせ毛や、太くて硬い毛質を持て余している人
  • 自然乾燥やエアコンの風で髪がパサパサになりやすい人
  • 人工的な強いツヤではなく、素髪のような柔らかい質感を求めている人

慎重な使用が求められる人(工夫が必要な人):

  • 猫っ毛・超軟毛で、皮脂が出やすくトップがぺたんこになりやすい人
  • ベリーショートで根元付近にしか塗布できないスタイルの人
  • ハードな立ち上がりや一日崩れない強力なキープ力を求めている人

※軟毛の人が使用する場合は、油分控えめの「ライトタイプ」やジェル状のテクスチャーを選び、毛先の1〜2cmのみに極小量を使用する工夫が不可欠です。