画面の向こうの告白――なぜ私たちは「過食症ブログ」に救いを求め、時に傷つくのかの総合ガイドをご紹介します。専門的な知識が満載です。

タイパ(タイムパフォーマンス)重視のショート動画や、キラキラした日常を切り取るInstagramに、多くの当事者が疲弊している。15秒の動画では、過食の後に襲ってくる圧倒的な虚無感や、自己否定の泥沼を表現しきれないからだ。結果として、テキストで自身の感情を深く掘り下げるブログ形式が、今改めて見直されている。

「インスタの『回復しました』という綺麗な投稿を見るのが辛かった」と語るのは、5年前から過食嘔吐に悩む都内在住のユウキさん(26・仮名)。彼女は現在、匿名ブログで日々の葛藤を綴っている。「ブログなら、汚い感情も、誰にも言えない過食の量も、そのまま吐き出せる。それを読んで『私も同じです』とコメントをくれる人がいるだけで、首の皮一枚で繋がっている気がする」と、その切実な胸の内を明かした。