Windowsの全画面最小化において、多くのユーザーがつまずく疑問がWindowsキー+D Windowsキー+M 違いです。一見するとどちらも同じように全画面を消し去るように見えますが、OS内部での処理命令と復元性には明確な違いが存在します。
Microsoftの技術仕様に基づくと、「Win + D」は「デスクトップの表示切り替え(Toggle Desktop)」コマンドです。ウィンドウ自体の状態を変更するのではなく、デスクトップ面を最前面に呼び出すトグル動作を行うため、もう一度「Win + D」を押すだけで直前の作業状態がそのまま復元されます。また、エラー画面などの一部ダイアログボックスも含めて一括で隠せる点が特徴です。
対して「Win + M」は、各ウィンドウに対して「最小化メッセージ(WM_SYSCOMMAND SC_MINIMIZE)」を一括送信するウィンドウ一括最小化コマンドです。個々のアプリを順に最小化するため、最小化に対応していない設定ダイアログやプロパティ画面などは画面上に残る仕様となっています。さらに、元に戻す際は同じキーではなく「Windowsキー + Shift + M」(最小化 戻す ショートカット)を押す必要があります。