忍術学園において、体育委員会は「地獄の体育委員会」として他の生徒たちから恐れられている。そのトップに君臨するのが七松小平太だ。彼がひとたび動けば、校庭には巨大な落とし穴が掘られ、練習用の鉄球が縦横無尽に飛び交う。だが、その常軌を逸したトレーニングメニューの裏には、彼自身の圧倒的な実力と鍛錬に対する誠実さがある。
ただ根性論を押し付けるのではなく、誰よりも自らに厳しく、誰よりも体を動かすことを楽しんでいる。過酷なメニューに悲鳴を上げる後輩たちを置き去りにするどころか、巻き込みながら強引に引き上げていくスタイルは、体育会系特有の威圧感とは無縁だ。彼の行動の根底にあるのは、純粋な武道への情熱と仲間への信頼である。