SNSや地域コミュニティ掲示板で度々話題にのぼるのが「お気に入りのショップが突然閉店した」「退店が続いてフロアが寂しくなったのでは」という懸念の声です。しかし、商業ディベロッパーの運営実態を紐解くと、イオンモール高崎における閉店テナントの真相は経営危機などではなく、綿密に計算された「定期借家契約満了に伴うMD(マーチャンダイジング)の刷新」です。
大型ショッピングモールでは通常、3年〜6年周期でテナントの契約更新が行われます。消費者の購買行動が実店舗からECへシフトした分野(CDショップや一部のアパレルラインなど)を縮小し、体験価値の高い「食」「エンタメ」「ビューティー・ヘルスケア」へと面積をシフトさせるのは商業施設として極めて健全な新陳代謝といえます。
実際に現地を取材すると、退店後の区画は速やかに仮囲いが施され、数ヶ月後には新たな話題ブランドやトレンドグルメ店がオープンしています。ネット上の過度な憶測に惑わされず、公式発表のテナントオープン情報を定点観測することが重要です。