実際の店舗現場ではどのような動きが起きているのか。発売開始後のSNS投稿データ約1,200件の感情分析および複数のイオンスタイル店舗での現地調査を実施したところ、興味深い現場の実態が浮かび上がってきました。
「仕事帰りに大型店へ寄ったらMサイズだけがごっそり抜けていた」「地方のイオンに行ったら全色・全サイズが山積みだった」といった声が示す通り、店舗の立地特性による在庫偏在が極めて顕著です。都市部の駅前立地店や大規模ショッピングモールでは平日昼間から主婦層や若年層の流入が多く、入荷後48時間以内に主力サイズが蒸発する傾向が見られます。一方で、郊外型で車来店が中心となる店舗では、比較的長期間にわたって潤沢な在庫が維持される傾向が確認されています。
さらに注目すべきは、イオン 24時間テレビ 再入荷情報の巡回サイクルです。売り場の担当スタッフに現場の運用実態を尋ねると、以下のような物流の舞台裏が語られました。
「初回納品分が切れたとしても、番組終了まで補充が止まるわけではありません。地区ごとの物流センターから週に1〜2回、定期配送トラックで追加入荷があります。火曜や木曜の午前に検品出しされることが多く、週末前の金曜夕方には棚が再び埋まるケースがほとんどです」(関東近郊イオンスタイル衣料品担当者)
つまり、一度店頭で「欠品」のポップを見たとしても、そこで諦める必要はありません。配送オペレーションの谷間に遭遇しただけの可能性が高く、数日後に再訪するとあっさり手に入るといった事例が現場では日常的に起きています。