ジャッキー・チェンが築き上げた純資産は、映画出演料、プロデュース業、不動産投資などを含め、推定4億ドル(日本円換算で約600億円以上)に達すると言われています。この巨額資産を巡る遺産相続の方針において、嫡子と非嫡子の間には天と地ほどの格差が存在します。
長男のジェイシー・チャンは、過去に大麻所持容疑で北京の警察当局に身柄を拘束されるという深刻な不祥事を起こしました。当時のジャッキーは公の場で頭を下げ、「息子を正しく教育できなかった」と厳しく断罪したものの、釈放後は自身が監督・プロデュースする作品に関与させるなど、最終的には強力な後ろ盾となって息子の再起を支えています。
対照的に、一度も父としての温情を受けたことがないエタ・ンに対しては、自伝『Never Grow Up』においてもわずかに触れる程度にとどまり、財産の分与計画からも完全に排除されています。ジャッキーは過去のインタビューで「全財産の半分はチャリティ財団へ寄付し、残りは家族へ遺す」と語っていますが、この「家族」の枠組みの中にエタの席は最初から用意されていません。