近年、同大学の教員採用試験合格率は目を見張る伸長を見せている。数字がそれを証明している。なぜこれほど急速に実績が伸びたのか。その根幹にあるのが、学部を挙げて推進されてきた「桃山学院教育改革プロジェクト」である。このプロジェクトでは、1年次からの徹底した現場体験プログラムと、面接・模擬授業の個人指導体制が隙なく組み込まれている。
「教員採用試験は単なる筆記試験ではない。現場で子どもとどう向き合えるかの人物評価だ」。関係者がそう語る通り、同校では現役の校長経験者や教育委員会出身の専門スタッフが常駐し、学生一人ひとりの模擬授業を何十回も検証。データに基づいた弱点補強と徹底的なフィードバックが、圧倒的な合格率急上昇という結果になって表れている。