現在、作品の多くはオンラインのテキストコミュニティや小説投稿アプリを中心に発表されている。長年にわたり夢小説カルチャーの総本山として君臨する「占いツクール」では、緻密なストーリー構成と高い文章力を誇る作品が目立つ。読者の名前を自由に変換できる機能により、圧倒的な当事者感をもって物語の世界へと没入できる点が強みだ。
一方で、スマートフォンでの読みやすさに特化したチャットノベル風アプリ「テラーノベル」の躍進も目覚ましい。タップ一つでテンポよく展開するやり取りは、まるで自分自身がメンバーとリアルタイムでメッセージを交わしているかのような没入感を生み出している。ファンの間で「神作」と称えられる殿堂入り作品は、ブックマーク数やコメント数が数千件規模に達することも珍しくない。今やこれらの投稿プラットフォームは、最新のトレンドを追う上で欠かせない聖地となっている。