かつてアイロンビーズといえば、平面のプレート上にビーズを並べてアイロンで溶着する2D作品が主流だった。しかし、現代のクラフトシーンではその概念が根底から覆されている。レトロゲームのアイコンを思わせる「3Dドット絵クラフト」の技法が応用され、パーツ同士をパズルのように組み合わせて立体化する構造が誕生したのだ。
このブームを牽引しているのが、国内のハンドメイド市場でおなじみの株式会社カワダが展開する「パーラービーズ」や、デンマーク発祥の「ハマビーズ」といった高品質なビーズ素材だ。色の選択肢が格段に増えたことで、絶妙なグラデーションやニュアンスカラーの表現が可能となり、インテリアとしても映える本格的な工芸品レベルの作品が生み出されている。