栗の茹で方は下処理で決まる!劇的につるんと剥ける塩ゆで黄金比と裏技の最新情報をお届けします。最新トレンドが詰まっています。

茹で上がった栗を綺麗に剥くには、包丁の刃の当て方と力学的なポイントを押さえる必要があります。無理に力任せに剥こうとすると、実が削れて歩留まりが悪くなるだけでなく、怪我の原因にもなります。

栗の鬼皮を簡単に剥く方法の基本は、栗の底面にあるざらざらとした平らな部分「座(ざ)」を起点にすることです。

  1. 栗が温かいうちにまな板へ置き、「座」の部分を包丁の刃元で薄く切り落とす。
  2. 切り口から鬼皮と果肉の境目に包丁の刃を引っ掛け、先端のとがった「頂部」に向かって上向きに引き上げるように剥ぎ取る。
  3. 両サイドの皮も同様に座から上へ向かってめくると、鬼皮が一気に帯状に外れる。

続いて、難関とされる栗の渋皮の剥き方です。渋皮は乾燥すると果肉に張り付く性質があるため、お湯の中に栗を残したまま1個ずつ取り出して作業するのが最大のコツです。水分を含んだ渋皮はふやけているため、包丁を使わずとも指の腹でこするように撫でるだけで、つるんと滑り落ちるように剥がれます。

さらに、事前に生栗を丸ごと一晩冷凍し、凍ったまま熱湯に5分間浸してから剥く「温度ショック法」も、栗が剥きやすくなる裏ワザとして非常に有効です。組織の熱膨張率の差を利用して皮と実が瞬時に分離するため、包丁が驚くほどスムーズに入ります。