滝沢のプロフィールに燦然と輝く「火山探検家」の肩書き。これは単なる趣味の領域を遥かに超えている。極限のマグマに迫り、誰も足を踏み入れたことのない火口へと降り立つその冒険心は、彼のプロデュースワークと驚くほど地続きだ。
かつて『滝沢歌舞伎』で魅せた狂気的なまでの舞台演出美学――フライング、大量の桜吹雪、変面、息をのむアクロバット。死と隣り合わせのスペクタクルを創出してきた経験は、所属アーティストたちの映像作品やライブ演出の隅々にまで色濃く息づいている。「誰も見たことのない景色を見せる」。火山への情熱とTOBEのエンターテインメントは、同じ根っこから湧き出るマグマなのだ。