家庭で韓国冷麺を作る際、最も高いハードルとなるのが「スープの深み」です。韓国本場では牛骨(サゴル)を長時間煮出したスープに、大根の水キムチ(トンチミ)の澄んだ発酵漬け汁をブレンドして作られますが、日本の一般家庭でこれをゼロから仕込むのは現実的ではありません。
そこで活用したいのが、韓国の定番牛骨だしの素である「ダシダ」と、どこの家庭にもある基本調味料です。数々の試作と料理関係者への取材から導き出された、韓国冷麺スープの黄金比(1人分)は以下の通りです。
【絶品!韓国冷麺スープの黄金配合比(1人分)】
・冷水:300ml
・牛ダシダ:小さじ1.5〜2(お湯大さじ2で完全に溶かしておく)
・穀物酢またはリンゴ酢:大さじ2
・砂糖(またはオリゴ糖):大さじ1
・薄口醤油:小さじ1
・塩:ひとつまみ(約1g)
・ごま油:小さじ1/2
・隠し味(プロの隠し球):すりおろしリンゴ(または100%リンゴジュース)小さじ1、レモン汁小さじ1/2
韓国冷麺のダシダス―プの作り方において最大の失敗原因となるのが「調味料の溶け残り」と「氷によるスープの希釈」です。ダシダは冷水に直接入れると脂分と粉末がダマになりやすいため、必ず大さじ2程度のお湯で完全に溶かしてから冷水と混ぜ合わせる必要があります。
さらに韓国冷麺プロの味再現方法として欠かせないのが、完成したスープをあらかじめ冷凍庫に入れ、表面がシャリシャリのみぞれ状になるまで2〜3時間冷やす工程です。氷を浮かべると食べている途中でスープが水っぽくなりコクが失われますが、凍らせたスープそのものを使えば、最後の一滴まで濃厚でキレのある冷たさを堪能できます。