マクドナルド歴代社長の功罪と真相!藤田田から新社長までの激動史の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

2013年に社長兼CEOへ就任したサラ・カサノバを待ち受けていたのは、日本マクドナルド史上最悪の危機でした。2014年の期限切れ鶏肉使用疑惑、そして2015年の異物混入問題が立て続けに発生。ブランドイメージは失墜し、2015年12月期には過去最大の347億円の最終赤字を計上しました。

当初の記者会見における対応で批判を浴びたカサノバでしたが、ここから驚異的な粘り強さを見せます。「オフィスの机で考えても答えはない」と全国47都道府県を自ら回り、母親たちと直接対話する「タウンミーティング」を精力的に開催。徹底的な安全・安心の可視化と店舗改装、そして遊具スペース「プレイランド」の拡充など、ファミリー層の信頼回復に心血を注ぎました。

さらに「マックなのか?マクドなのか?対決」や、顧客参加型のネーミングキャンペーンなど、遊び心を取り戻したマーケティングを展開。2016年には黒字化を達成し、2018年には過去最高益を更新する「奇跡のV字回復」を成し遂げました。カサノバは2019年に社長職を日色保に引き継ぎ、2024年にグループ全体の役員から完全勇退するまで、同社を支え続けました。