真っ先に思い浮かぶ最古参の敵といえばクリボーだ。実は彼ら、キノコ型の可愛らしい見た目とは裏腹に、かつてはキノコ王国の住人だったという衝撃の経緯を持つ。王国の裏切り者として敵陣営へと寝返ったストーリーは、初期の取扱説明書にも明記されている歴史的事実だ。さらに驚くべきことに、モチーフは栗ではなく「シイタケ」だという。開発末期に急遽追加されたキャラクターでありながら、踏みつけて倒すという基本操作を自然と身につけさせるチュートリアルとしての完成度は、現在でも語り草になっている。
続いて登場するノコノコもまた、多彩な役割を担ってきた名バイプレイヤーだ。甲羅を滑らせて複数の敵を一撃でなぎ倒す爽快感は、まさにアクションゲームにおける設計の至宝と言える。二本足で歩く兵士タイプの個体や、翼を得て空を飛ぶパタパタなど、バリエーションの豊かさもプレイヤーを楽しませてきた。