放送当時の2018年から現在に至るまで、キャスト陣が日本のエンターテインメント界の第一線で活躍し続けている点も、本作が長く語り継がれる要因です。
主演の山田涼介は、本作でのコミカルかつ振り切った演技が高く評価され、その後もシリアスなサスペンスから恋愛映画、本格アクションまで幅広くこなす実力派俳優としての地位を確立しました。当時の制作発表記者会見で語られた「とにかく台本が面白く、自分のパブリックイメージを壊す覚悟で挑んだ」という言葉通り、アイドルの枠を超えた表現力が結実した作品です。
長女・知晶役を演じた波瑠のドSっぷりと美しさのギャップ、長男・博文役の小澤征悦が放つ圧倒的なナルシシズムと存在感、そして父親役の中村梅雀の飄々とした無責任さは、完璧なアンサンブルを生み出しました。また、北沢家の執事見習いを演じた千葉雄大や、秀作の後輩警察官を演じた小瀧望(WEST.)など、脇を固めるバイプレイヤーたちの掛け合いも視聴者から絶賛を集めました。
SNSやコミュニティサイトでの視聴者の声を検証すると、以下のような意見が根強く見受けられます。
「山田涼介のシリアスな美形フェイスが崩壊するモノローグシーンは何度見ても腹を抱えて笑う」
「理不尽すぎる家族なのに、なぜか最後には全員を憎めなくなってしまう不思議なドラマ」
「金子茂樹脚本のセリフの掛け合いが小気味よく、2020年代のドラマと比較してもテンポ感がずば抜けている」
このように、キャスト個々の演技力と脚本のケミストリーが、単なる一過性のブームに留まらない持続的な人気を支えています。