東京・飯田橋に鎮座する東京大神宮。ここは言わずと知れた縁結びの聖地だ。週末ともなれば、参道には長蛇の列ができる。参拝客の目的はただ一つ。立体的な和紙の人形が付いた「恋みくじ」を引くことだ。実際に引いた20代の女性に話を聞いた。「去年、ここで引いたおみくじに『血液型O型、辰年生まれの人と縁あり』と書かれていて……今の彼氏がまさにそれなんです。ゾッとしました」と声を震わせる。
一方、京都の奥座敷、鞍馬山の麓に位置する貴船神社。水占(みず占)で有名なこのパワースポットでは、水に浮かべると文字が浮かび上がる幻想的な趣向が話題を呼んでいる。鬱蒼とした杉木立の中、水盤に紙を浮かべる参拝者の表情は真剣そのものだ。どちらの社寺も単なる観光地を超えた、「未来の答え合わせ」をする場所へと変貌を遂げていた。