凍らせるゼリーを楽しむ上で、最も警戒しなければならないのが「こんにゃく(蒟蒻)入りゼリー」の冷凍です。インターネット上では「食感がグミのようになって美味しい」といった個人投稿が散見されますが、これは極めて危険な行為として関係機関から強い警告が出されています。
蒟蒻畑冷凍窒息リスクの経緯と公的機関の警告
こんにゃくゼリーを巡っては、1990年代後半から2000年代にかけて高齢者や幼児による痛ましい窒息死亡事故が相次ぎ、社会問題化しました。国民生活センターや消費者庁の検証調査によると、一口タイプのこんにゃくゼリーは常温でも弾力性が高く、噛み切りにくい特性を持っています。
これを冷凍すると、水分が凍結して硬度が一気に跳ね上がり、「口の中で溶けにくく、噛み砕けない硬質な塊」へと変貌します。万が一、喉の奥に滑り込んだ場合、体温程度では即座に溶けないため気道を完全に塞いでしまい、重大な窒息事故に直結するのです。製造元であるマンナンライフ等も公式パッケージや公式サイトで「絶対に凍らせないでください」と明記しています。
ぷるんと蒟蒻ゼリーを凍らせる行為も要注意
オリヒロの「ぷるんと蒟蒻ゼリー」のような吸い込み防止パウチ型製品についても、「凍らせると硬くなり、喉に詰まるおそれがあります」とメーカーが注意を促しています。吸い出し口から押し出す際に塊となって飛び出すリスクがあるため、パウチ型であってもこんにゃく原料の製品を凍らせてそのまま吸い込む食べ方は絶対に避ける必要があります。