【なぜ】フランス国旗の「青」が変わった?マクロン決断の真相と歴史を徹底解説について分かりやすく解説いたします。詳細な分析をお届けします。

世界にはトリコロールをモチーフにした国旗が数多く存在するが、配色の順序やストライプの向きが少し変わるだけで全く別の国家を表すことになるため、国際プロトコル上の注意が必要だ。

最も混同されやすいのがオランダの国旗だ。オランダは上から赤・白・青の「横三色」であり、フランスは左から青・白・赤の「縦三色」である。実はオランダの横三色旗の方が歴史的には古く、フランスのトリコロール自体がオランダの旗を参考に縦縞へアレンジしたという説も根強く残っている。また、ロシアの国旗(上から白・青・赤の横三色)もピョートル大帝がオランダ国旗を元に定めたものであり、ヨーロッパの三色旗は壮大な歴史の繋がりを持っている。

イタリアの国旗(左から緑・白・赤の縦三色)は、ナポレオン・ボナパルトがイタリア遠征の際にフランス国旗の青を「緑」に置き換えて贈ったものがルーツだ。色彩の配置一つひとつにヨーロッパを揺るがした動乱の記憶が刻まれている。