一連の辞任劇に対するネットの反応は、ベトナム国内外で大きく二分された。国内のSNS上では「経済を発展させた功労者への感謝」を示す声がある一方で、「パンデミックの危機に乗じた汚職を許した管理責任は重い」という厳しい批判も渦巻いた。
他方、海外投資家や国際機関のニュース受け止め方は一層複雑であった。「聖域なき反汚職運動」を評価する向きがある一方で、トップ交代に伴う政情の不安定化や意思決定の遅延を懸念する声も上がった。実務派トップの退場がもたらした衝撃は、投資リスクの再評価という形で市場にも波及したのである。