Q1:自宅で正確に1日の尿量を計測する方法はありますか?
A1:ドラッグストア等で入手可能な計量カップ(500mL程度まで測れる目盛り付き容器)を使用し、24時間分の排尿量を記録するのが確実です。朝一番の排尿を破棄した時点からスタートし、翌朝の一番最初の排尿までをすべて容器に計量して合計します。正確な数値データは医師の鑑別診断において極めて貴重な情報となります。
Q2:尿の量が多いときは、水分補給を控えたほうが良いのでしょうか?
A2:自己判断で水分を制限することは極めて危険です。糖尿病や尿崩症、腎機能低下による多尿の場合、体は水分を失って脱水状態にあります。ここで水分を無理に制限すると、急激な脱水症状や血液濃縮による血栓症(脳梗塞や心筋梗塞)を誘発する恐れがあります。医療機関を受診して原因が特定されるまでは、自然な口渇感に従って適切に水分を補給してください。
Q3:尿の色が無色透明に近い薄い色をしているのは問題ですか?
A3:単に一時的な水分の多量摂取によるものであれば生理的な現象ですが、薄い色の尿が毎日大量に出続けている場合は、腎臓の「尿を濃縮する力」が低下しているか、抗利尿ホルモンの分泌不全が疑われます。健康な尿は淡黄色〜麦わら色をしています。長期間にわたり水のように透明な尿が続く場合は、腎機能検査や尿比重検査を受けることをおすすめします。