「どこまでが基本料金に含まれるのか」を正確に把握していないと、施工当日に作業員との押し問答に発展しかねない。ノジマが定義する一般的な標準取付工事には、主に4mまでの配管パイプ接続、室外機の同階地面(またはベランダ)設置、木造壁の穴あけ1箇所、そして専用コンセントが既設されている場合の本体設置が含まれる。
ここで絶対に妥協してはならないのが、配管内の空気や水分を排出する真空引き作業だ。格安の悪徳施工業者の場合、電動真空ポンプを使わず手抜き作業で済ませる事例が後を絶たない。真空引きが不十分だと、冷媒回路に水分が残って冷暖房効率が著しく低下し、最悪の場合はコンプレッサーの寿命を短くする。ノジマの施工マニュアルでこの工程が徹底されているかどうかが、長期的な耐久性を左右する分かれ目となる。