今注目を集めている 『おそ松さん』と『おそ松くん』決定的な違い!成長後の性格や声優を徹底比較について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。

最大の違いは、主人公たちの年齢と社会的立場です。1962年に『週刊少年サンデー』で連載がスタートした赤塚不二夫の原作漫画および過去のアニメ版『おそ松くん』では、6つ子は「小学5年生(10〜11歳前後)」として登場します。昭和の典型的なわんぱく小学生であり、近所の空き地や町内を舞台にいたずらを繰り広げる王道のドタバタ劇でした。

一方、2015年に赤塚不二夫生誕80周年記念作品として誕生した『おそ松さん』では、彼らは「20代前半の大人」へと成長しています。しかし、立派な社会人になるどころか、全員が実家暮らしで定職にも就かず、女性経験もない「童貞・無職・クズニート」という衝撃的な設定へシフトしました。小学生時代の「みんなで一緒に暴れる無邪気さ」は影を潜め、パチンコや競馬に興じ、お互いの足を引っ張り合いながらダラダラと過ごす生々しい日常が展開されます。

「どっちが先か」という歴史的順序で言えば、もちろん『おそ松くん』が元祖であり、『おそ松さん』はその約50年後を描いた続編的スピンオフです。原作へのリスペクトを随所に散りばめつつも、ブラックユーモアやパロディを極限まで尖らせたことで、かつてのファンだけでなく深夜アニメを好む若い世代まで一気に巻き込むことになりました。