現代オートレース界の主軸を担うのは、間違いなく鈴木圭一郎と青山周平の2大巨頭だ。この2人が繰り広げる首位争いは、かつての黄金期をも凌駕する緊張感を帯びている。
驚異的なスタート力と鋭敏なイン走法で他を圧倒する青山周平に対し、圧倒的なコーナリングスピードと道中の捌きでファンを沸かせる鈴木圭一郎。両者が同じレースに登場するたび、スタンドの空気は一変する。直近の成績表を見ても、勝率、連対率、そしてビッグタイトル獲得数において双方が一歩も譲らないデッドヒートを演じている。
互いにマシンの整備力を限界まで高め合い、ミリ単位のセッティング調整を重ねる。このライバル関係こそが、近年のレース水準を極限まで押し上げた原動力に他ならない。