バラエティと並んで平成カルチャーの主役だったのがテレビドラマです。特にフジテレビの「月9(月曜夜9時)」枠は、放送時間になると「街からOLや若者が消える」と言われるほどの絶大な影響力を誇りました。
1991年の『東京ラブストーリー』や『101回目のプロポーズ』に始まり、1996年の『ロングバケーション』では主演の木村拓哉と山口智子が織りなす掛け合いが空前のブームを記録。ピアノを習い始める男性が急増するなど、ライフスタイルそのものに影響を与えました。
平成を代表する高視聴率ドラマを振り返ると、信じがたい数字が並びます。
【平成を代表する主な高視聴率ドラマ(最終回・世帯視聴率)】
- 『半沢直樹』第1期(2013年/TBS系):42.2%
- 『Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜』(2000年/TBS系):41.3%
- 『家政婦のミタ』(2011年/日本テレビ系):40.0%
- 『ひとつ屋根の下』(1993年/フジテレビ系):37.8%
- 『GOOD LUCK!!』(2003年/TBS系):37.6%
- 『HERO』第1期(2001年/フジテレビ系):36.8%(全話平均34.3%)
恋愛、家族愛、お仕事モノ、勧善懲悪のサスペンスまで、緻密な脚本と魅力的なキャスティングが噛み合い、最終回に向けて右肩上がりに視聴率が跳ね上がる熱気は、平成ドラマならではのダイナミズムでした。