スタジオを離れた彼女の情熱は、教育と次世代育成の現場にも注がれている。一般社団法人 気象キャスターネットワークの一員として、小中学校を訪れての出前授業や環境教育に熱心に取り組んできた。子どもたちに空を見上げる楽しさを伝えながら、同時に自然の脅威から身を守る術を伝授する活動だ。
地球温暖化の影響が顕著になる中、気象リテラシーを社会全体で底上げすることは急務である。複雑な気象メカニズムを子どもでも理解できる平易な言葉に落とし込む作業は、彼女自身の解説技術をさらに研ぎ澄ます契機にもなっている。報道・防災ジャーナリズムの担い手を育て、未来の命を守る基盤を作る活動は、彼女のライフワークとして確固たる位置を占めている。