エアロが浅田家にやってきたのは、真央さんがまだ10代前半の多忙を極めていた時期でした。愛らしい毛並みとつぶらな瞳を持つトイプードルとの出会いは、まさに運命的。名前の由来は、当時彼女が大好きだったお菓子から名付けられたという微笑ましい逸話が残っています。
厳しい練習から帰宅すると、玄関で尻尾を振って出迎えてくれる存在。フィギュアスケートは、コンマ一秒の動きやジャンプの成否で評価が決まる孤独な競技です。しかし、エアロにとっては真央さんが世界王者であろうとなかろうと、大好きな飼い主に過ぎません。その無償の愛が、過酷な勝負の世界で戦う彼女の心をどれほど救ったか計り知れません。