着物を身にまとったら、真っ先に向かいたいのが浅草のシンボルである雷門だ。大提灯の下で見上げる青空と鮮やかな着物のコントラストは、カメラのシャッターを切らずにはいられない絶景を生み出す。そこから仲見世通りを抜けて浅草寺へと続く参道は、まさに和装・着物レンタルを堪能するための最高の舞台だ。
着崩れせず、かつ一日中歩き回っても苦しくない完璧なスタイリングの裏には、プロの着付け師による卓越した技術がある。身体のラインを見極め、ミリ単位で帯の位置や衿元を調整する技はまさに職人芸。時には伝統工芸士の手仕事による帯地や小物が使われることもあり、本物だけが持つ気品が着る人の立ち振る舞いまで美しく変えていく。