プリキュアの敵幹部たちが迎える結末は、決して一様ではありません。「光堕ち」して救われる者がいる一方で、自らの信念を曲げずに消滅(死亡)を選ぶ者、あるいは新たな人生を歩み始める者など、その幕引きには深い余韻が残ります。
特に初期から中期のシリアスな作品では、敵幹部の「完全な消滅」が容赦なく描かれました。『ハートキャッチプリキュア!』のサソリーナやダークプリキュア、『ヒーリングっど♥プリキュア』のダルイゼンなど、プリキュア側との相容れない価値観の衝突の末に命を落とす展開は、生半可な和解を許さない重厚な作風として語り草になっています。
一方で、コミカルな救済を遂げてファンの記憶に刻まれたキャラクターも存在します。『Yes!プリキュア5』『Yes!プリキュア5GoGo!』の2作にわたって生き残り、最終的に自ら起業して社長となったブンビーは、プリキュア史上最も愛された中間管理職キャラとして今なお語り継がれています。