全国屈指の豪雪地帯として知られる八甲田山系の酸ヶ湯温泉では、積雪深が平年を大きく上回る数メートル規模を記録した。山間部の観光施設や宿泊業者は慣れ親しんだ豪雪への対応を進める一方、市街地平野部では予期せぬハイペースな積雪に対応が追いつかないという「雪害格差」が浮き彫りになっている。
市街地では、屋根からの落雪による歩行者の事故や家屋の損壊、狭小な路地での除雪車の進入不能といった都市型豪雪特有のトラブルが噴出している。特に一人暮らしの高齢者世帯では自力での雪かきが極めて困難であり、近隣住民やボランティアによる共助の動きが各地で模索されている。